2013年9月25日水曜日

ソニーはiPodの呪縛から解放されるか?

ソニーのウォークマンには昔からお世話になっていました。

カセット時代はまだ小中高校生でお金もなかったので、今は亡きAIWAなどを買っていましたが、大学生以降はソニー製品の愛好者となりました(ソニー製品は比較的高価だったのです)。

最初に買ったソニーのウォークマンは、1999年にウォークマン発売20周年記念モデルとして発売された、CDウォークマン「D-E01」。(右側の丸いやつ)

本体はもちろん、ORBな感じの丸いコントローラがかっこいい。
CDウォークマンは歩いて聞いていると振動で音飛びするものでしたが、このモデルはメモリバッファを搭載していて、確かに音飛びしませんでした。(ただし大きすぎる振動はだめですが)

次に買ったのは、2000年発売の、ネットワークウォークマン「NW-E3」。ソニーが以前から発売していたメモリースティックではなく内蔵型フラッシュメモリを採用した、小型ライター型のデザインが素敵。
このデザインは本当に気に入っていたのですが、基盤が破損したらしく壊れてしまいました。でも、捨てられずにとってあります。
私が実際に所有しているのは鮮やかなブルーのものです。イタリアの家電メーカであるデロンギ製品に使われている、アズーリブルーみたいな色ですね。

そして現在も使い続けているのは、2006年発売のNW-S703Fです。ボトル型デザインで、メタル感が強調されています。機能的にも、ノイズキャンセリングや、FMラジオが搭載され、液晶画面もカラーの有機ELがおごられています。

2008年にはフレキシブル基盤の不具合により、内部配線が断線するというリコールがかかりました。私は2013年に入ってからこの不具合にヒットしたため、とりあえず修理に出しましたが、なんと無償修理してくれましたので、いまだに現役です。

と、いまググったら、こんなお知らせがソニーから出されていました。無償修理は今年の11月末で終了するというリリース。もしや私の修理が契機となって出されたのかしらん。。

さて、長々と説明してきましたのは、ソニーのウォークマンは常に独自デザインですばらしかった、ということを言いたかったためです。

ところがここ数年は、iPod対抗なのか、ソニーに限らずみんな同じデザイン。平べったくて、薄くて、ミニマルなデザイン。

正直、つまらん。もういいよ、この手のデザイン。。

というわけで、いつまでもNW-S703Fを使い続けているわけです。最後のソニーデザイン・ウォークマンとして。。

ところが。

とうとう出ます!

まず、Mシリーズ
なんだか口紅みたいなデザインなので、個人的には興味ないですが、久々のソニー独自デザイン!いいね!

さらにCD音質を超えるハイレゾリューション・オーディオ音源に対応したというNW-ZX1
前から見ると、これまでどおりのつまらんスマホ型ですが、実はなかなか面白いデザインです。
いつものengadget日本版の記事をどうぞ。ちらっと見せるとこんな感じらしいです。


いいよ、いいよぉ!!

少し前に発表されたPlayStation4の時も思いましたが、徐々にソニーデザインが戻りつつあるのでしょうか?

ちなみに最近一番スゴイ!と思ったデザインのソニー製品はコレです。

マイクにパフパフつけると、こんなことに。。



iPodの呪縛から解き放たれた、ソニーウォークマンに期待したい。


Surface2が発表されましたが

24日にSurface Pro2およびSurface2が発表されましたね。
いつものengadget日本版の記事



スペックアップは事前予想通りでしたが、各種アクセサリーにいろいろと追加・更新があったのは注目点です。

さて、私は既存モデルのユーザですので、「新しいのが出た。万歳!」みたいな見方は、当然しません。

既存ユーザの感想としては、

  • 新しいRT機が出たということで、一部にあったRT消滅論が否定されて、ホッとした(笑)
  • アクセサリ類がいろいろ発表されていて、初代機でも使えるものがあるみたいなので、興味アリ
といったところですかね。

ちなみに私はTypeCoverを持っていますが、チャンスがあったらTouchCoverも欲しいと思っています。えぇ、そうです、単なる無駄遣いです。

技術好きとしては、TouchCoverに萌えるんですよね。RT購入時は、大人の判断で(笑)、TypeCoverにしましたがね。

TypeCoverかTouchCoverか、という話とは別に、シアンとかパープルのカバーにも興味アリ(今回発表されたカラフルなカバーはTypeCoverだけかな?)。

ただ、今まで真っ黒だったのに、突然カラフルなカバー使い初めたら、ヨメさんにすぐ見つかってしまうでしょうね。

私: 着せ替えで、色違い買っちゃった!1万数千円だけど、テヘ!
ヨメ: 子供の服、何枚買えるとお持っとるんじゃ、ボケェ

とかいうやり取りが予想されますね。

そういえば、後継機発表と同時に、日本マイクロソフトからは、既存機種の値下げが発表されています。なんと、SurfaceRT 32GBは34,800Yenです!

恐ろしい時代になったものです。。

もしSurfaceのRT機に興味があるのであれば、Surface2を触る前に、安くなったSurfaceRTを購入してしまうことをお勧めます。だって、性能が大幅アップしているのだから、触ったら最後、Surface2が欲しくなるにきまってるじゃないですか。

Surface2触ってから考えようかな、とか軟弱なこと言ってたらいけません。

ここは迷わず、PC歴史遺産になるであろう初代機のSurfaceRTを入手し、節約したお金を活用してWin8デスクトップも買い(or 自作し)、重い処理はデスクトップに任せてRTからリモートデスクトップするのが正しい姿かと!

2013年9月20日金曜日

昨晩、品川のマイクロソフトにて開催された「Club Microsoft Surfaceユーザ様限定スペシャルナイト」というイベントに参加してきました。

以前、Windows Phoneのイベントに参加したことがあったので同様のイメージを持っていたのですが、今回は人数が限られたイベントらしく、来客用ミーティングフロアの一角に椅子を並べた小規模な開催でした。

が、平日の19時スタートということもあってか、実際の参加者が少なく、空席が目立っていました。大体、15人の参加者に対して、スタッフが7,8名(?)くらいの感覚でしょうか?
ちょっと予想外の状況で、なぜか辺りは緊張感のある空気に。。さ、寒い、寒すぎる!
(ただ、一つ補足しておくと、今回のイベントは抽選でした)

しかし、おそらくマイクロソフト側、ゲスト側、双方ともに、「マズイ!なんとか盛り上がらねば!」という気持ちが芽生え始めたのか、ぎこちないながらも、イベントが進むごとになんとなく一体感が。。(ほんとか?)

まぁいずれにせよ、なんとかプレゼンセッションは1時間ほどで無難に過ぎ、マイクロソフト社食での懇親会へ突入。

さすが世界のMSさん的な食堂フロアでしたが、壁にはWin7への愛を記した落書き(?)も。

この後22時まで、立食形式にて、おいしい食事と飲み物をいただきつつ、MS社員さん、IOデータさん、サンディスクさん、あるいはほかの参加者さんと歓談しました。会場にはIOデータさんの発売前の新製品などもあったんです。

私はせっかくなのでMS社員さんと話をしていました。意外だったのは、実はSurfaceがけっこう売れているということでしたね。あとはエンタープライズ領域でも健闘しているらしいこと。

まぁ懇親会ではみなさん打ち解けて、楽しめましたね。

最後はお土産ということで、紙袋が渡されました。この中には、開けると歳を取ってしまう危険なものが、、

・・・ってことはなくて、パンフ類やらディスプレイ拭きなどが。
そしてなんと!サンディスクさんからMicroSDメモリのプレゼントが!太っ腹。。

ということで、最初は、参加者側とはいえどうなることかとドキドキした会でしたが、結果的には楽しいひと時を過ごすことができました。

MS社員さんは、みんな一生懸命にゲストを迎えているように感じましたし、我々参加者側も歓迎されていることを感じました。
今後もこのようなイベントは続けていく!という強い決意を示されていましたので、ご興味のある方は、Club Microsoftに入って、イベントに参加されてみてはいかがでしょうか?

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イベントが終わって帰りの電車の中で考えていました。
MSもほんとにかわったんだなぁ、と。

ユーザの声を聞きたい!生かしたい!という姿勢を感じます。

いまだにMSはメディアなどから攻撃される立場であることが多いですが、ここ最近の製品を見ている限り、いいものをつくっているように思えますし、ユーザの声も真摯に反映させようとしているように見えます。

私はつい数年前まで、MSが大嫌いだったんです、実は。

元をただすと、MS-DOSのころはMSが大好きで、ExcelやWordでロータスやワードパーフェクトその他各種ソフトウェアたちを駆逐し始めたころから大嫌いになって、それ以来ずっとUnix&Linux推進派になり、仕事でもSun側に立っておりました。

しかし気が付いたらAppleやGoogleの台頭とともにMSが衰退し始めて、アレ?なんかかわいそう?と思い始め、ここ数年、知らない間にWindowsOSがとてもよくなっていたことから少しずつMSに好感を持ちはじめ、WindowsPhone発表以降はすっかりMSファンになってしまっていました。

なにより、プロダクトもロゴも、オサレですよ。今のは。

良いものは良い、悪いものは悪い、色眼鏡無しで判断していこうじゃぁ、あーりませんか!

2013年9月18日水曜日

Windows 8.1 RTM

この記事によると、Windows8.1は、ユーザからの要望に応えて細かい改良が施されているらしい。
そもそも8.1自体、8に対する数々の苦情(?)に対応した結果だ。

マイクロソフトも変わったんだな(いい意味で)、と実感する。

そういえば、その昔、Windows3.0というOSがあった。それ以前から大幅に改良されたものだったが、実際にはいろいろと問題もあり、改良され、Windows3.1というバージョンが発売された。

Windowsが世の中に一気に普及し始めたきっかけとなったのが、「3.1」だったのだ。

では今回も8.1の登場によって一気にブームが巻き起こるのかと言われると、そんなことは無いとは思うが、真摯な改良は、ユーザに好意をもって静かに受け入れられると思う。

それにしても、ModernUIはいつになったら一般ユーザに定着するのだろうか?やはりタブレットPCのタッチインタフェースがいかに広まるか、ってところに行きつくのだろう。

私の場合はあえてRTを買って、ModernUIを自分に強制したわけだが。。

2013年9月10日火曜日

New Surface



SurfaceRT初号機ユーザとしては、RTの後継機が気になりますね。買ったばかりですけど。

特に気になるのは、処理性能の向上と、ディスプレイの画素数がアップするのかどうか、という点です。
SurfaceRTは、その想定用途(Web閲覧、コミュニケーションアプリなど)からすれば現時点でも問題ありませんが、Proと比べると相当遅いです。処理性能は早ければ早いほどいいですからね。

あと、画素数アップも基本的に歓迎。でも、しょせんは10.6型ワイドですので、無理やり細かくする必要もないのかもしれません。実際、SurfaceRTが1366x768ドットなのに対して、SurfaceProは1920x1080ですが、普通に表示するとアイコンや文字が小さくなりすぎて使いにくくなってしまうので、わざわざ150%に拡大スケーリングしています。

というわけで、スペックアップが期待されているわけですが、個人的に注目したいのは価格です。
スペックアップしたから値上げとか、最近の値下げ分を取り戻して元の値段にする、というのでは、まったく競争力にかけるのではないかと思いますし、欲しいと思えません。

ユーザとしてのSurfaceの使用用途に価格がマッチしているかどうか、という点が重要なので、作り手側の都合で高くなってもらっても困るのです。

と、もう一つ気になる情報は、最近はやりの、7,8インチ級タブレットが出るのではないか、という噂。出るのか出ないのか、あるいはどういう形態で出すのかは不明ですが、いまやマイクロソフトはノキア携帯部門も手に入れているわけですから、そういった機種が出てきても不思議はないですし、出るか出ないかは時間の問題なのかもしれません。