カセット時代はまだ小中高校生でお金もなかったので、今は亡きAIWAなどを買っていましたが、大学生以降はソニー製品の愛好者となりました(ソニー製品は比較的高価だったのです)。
最初に買ったソニーのウォークマンは、1999年にウォークマン発売20周年記念モデルとして発売された、CDウォークマン「D-E01」。(右側の丸いやつ)
本体はもちろん、ORBな感じの丸いコントローラがかっこいい。
CDウォークマンは歩いて聞いていると振動で音飛びするものでしたが、このモデルはメモリバッファを搭載していて、確かに音飛びしませんでした。(ただし大きすぎる振動はだめですが)
次に買ったのは、2000年発売の、ネットワークウォークマン「NW-E3」。ソニーが以前から発売していたメモリースティックではなく内蔵型フラッシュメモリを採用した、小型ライター型のデザインが素敵。
このデザインは本当に気に入っていたのですが、基盤が破損したらしく壊れてしまいました。でも、捨てられずにとってあります。
私が実際に所有しているのは鮮やかなブルーのものです。イタリアの家電メーカであるデロンギ製品に使われている、アズーリブルーみたいな色ですね。
そして現在も使い続けているのは、2006年発売のNW-S703Fです。ボトル型デザインで、メタル感が強調されています。機能的にも、ノイズキャンセリングや、FMラジオが搭載され、液晶画面もカラーの有機ELがおごられています。
2008年にはフレキシブル基盤の不具合により、内部配線が断線するというリコールがかかりました。私は2013年に入ってからこの不具合にヒットしたため、とりあえず修理に出しましたが、なんと無償修理してくれましたので、いまだに現役です。
と、いまググったら、こんなお知らせがソニーから出されていました。無償修理は今年の11月末で終了するというリリース。もしや私の修理が契機となって出されたのかしらん。。
さて、長々と説明してきましたのは、ソニーのウォークマンは常に独自デザインですばらしかった、ということを言いたかったためです。
ところがここ数年は、iPod対抗なのか、ソニーに限らずみんな同じデザイン。平べったくて、薄くて、ミニマルなデザイン。
正直、つまらん。もういいよ、この手のデザイン。。
というわけで、いつまでもNW-S703Fを使い続けているわけです。最後のソニーデザイン・ウォークマンとして。。
ところが。
とうとう出ます!
まず、Mシリーズ。
なんだか口紅みたいなデザインなので、個人的には興味ないですが、久々のソニー独自デザイン!いいね!
さらにCD音質を超えるハイレゾリューション・オーディオ音源に対応したというNW-ZX1。
前から見ると、これまでどおりのつまらんスマホ型ですが、実はなかなか面白いデザインです。
いつものengadget日本版の記事をどうぞ。ちらっと見せるとこんな感じらしいです。
いいよ、いいよぉ!!
少し前に発表されたPlayStation4の時も思いましたが、徐々にソニーデザインが戻りつつあるのでしょうか?
ちなみに最近一番スゴイ!と思ったデザインのソニー製品はコレです。
マイクにパフパフつけると、こんなことに。。
iPodの呪縛から解き放たれた、ソニーウォークマンに期待したい。