ニコンの新しいカメラ、Dfが発表されました。
このカメラ、アナログな操作体系を現代の技術と融合させた「作品」と言っても過言ではなかろうか、と勝手に思っています。
一眼レフカメラがデジタル化して以来、カメラは日進月歩で性能向上するようになり、結果、ケータイやパソコンのように季節商品になり下がっています。
「秋冬モデル出ました~!」みたいな。
ありがたみというか、神聖さが消え失せてるんですよね。
カメラもバンバン新機種が出てくるので、毎回毎回、いったい何がどうよくなったのかもわからない。いや、実際にはいろいろと間違いなく進化しているのだが、感動がないんですよね。
そう、「感動」が無いのです。
どーでもいいモノが、知らない間に発売されて知らない間にディスコンし、微妙に名前が変わった新機種らしきものが入れ替わっている、そんな感じ。
これ、見てくださいよ。
性能云々じゃない、存在感がフツーじゃない。
マニュアル世代のオジサンなんか、ハート直撃なんじゃないかな。
30万という価格もハート直撃でしょうけど(笑)。
今回、ニコンが発表したDfは、従来の製品ラインから完全にはずれた特殊モデル。社内でも賛否両論あったみたいですが、こういう製品を実際に発売できるニコンはすごい。
やはり世界で圧倒的に勝ち続けている会社は違うなぁ、、と思ったのでした。